10月26日、平針学区と島田学区の子ども会と合同の「サツマイモ芋掘り大会」も無事に終わり、野良サポーター一同安堵しております。芋の艶、大きさ、数も申し分なく、私達も子供達と一緒に楽しませて頂きました。皆さんご協力ありがとうございました!そして今日から新た気持ちで作業を開始しました。
今日野良サポーターの川原田みどりさんが、お友達から頂いたと言う「ダイコンの固定種」を持って来てくださいました。ド素人の私は「固定種」の意味が全く分からず、坂野清久指導員や他のサポーターさんに教えて頂き、また自分でもネットで調べてみました。その結果、次のようなことが勉強出来ましたので紹介します。
固定種と対抗する種としてF1種と言うのがある。固定種は代々同じ品種の種を取り続け形質が安定(固定)したもの。
一方F1種は異なる品種の両親から掛け合わせ、互いの優れた形質を受け継がせることを目的とした種。雑種の1代目と言う意味でF1種と呼ばれている。
形質の安定性とは、発芽までの時間、成長速度、できた作物の均一性などがどれだけそろっているかと言うことですが、
F1種は、優性遺伝の形質を受け継ぐため、形質が非常に安定している。このメリットとして、同時期に播いたものは同時期に収穫でき、その形もそろう。つまり大規模な作付けを行うのに向いている。ただし、気温や日照、降水量などがその品種に適さない環境になってしまった場合、全体的に悪影響を受けることになり、ハウス栽培により理想的な環境を整える必要がある。
一方、固定種は、代々種を採り続けているため、遺伝的多様性を持っているのが特徴で、発芽のタイミングや、成長速度はばらつきが大きく、収穫物の形、大きさも不揃いであることが多い。一斉に収穫できないし、箱詰めなども形がそろわないため、小規模の家庭菜園や、直接販売などが向いている。しかし、天候が合わなかった場合でも、遺伝的多様性により、その環境でも育つことができる個体が存在する確率が高まるため、全滅は免れやすいとのことです。
固定種は両親が同品種であることから、採種してその種を播くと親とほぼ同じ形質になる。また、味や形など好ましい形質の個体から採種することで、その土地、気候に合った遺伝子が選抜され、採種を繰り返すことで、自分の畑に適した作物にすることができるとのことです。
頂いたパンフレットに、生命(いのち)つなげる「固定種」の種と記載があり、少しその意味が理解出来、勉強になりました。ありがとうございました!
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ダイコンの固定種 |
今日参加していただいた野良サポーターは、坂野指導員、大庭由美子、加藤節子、川原田、鈴木祝子、中尾武美、古田不佐江、増井玲子、山内君子、山田智和、筆者(山田組 土井敏彦)の11名でした。
20㎝掘り起こし、化成肥料と苦土石灰を撒く
畝の表面を平らに!
同 上
定植 終了
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